文献リストの必要性
このページでは管理人がこれまで読んだ/読みたい文献のリストを掲載する。
管理人は文章を書くときに何らかの文献を引用する。書いた文章が少なければ、あつかう文献も多くはない。それゆえ文献を整理する必要もなかった。しかし管理人が書いた文章が多くなると、あつかう文献も増えてきた。もはや自分が何の文献を読み、どれを引用したかがわからない。そこで管理人が引用する文献を整理する必要があると考えた。これが文献リストを作成する目的である。
しかし目的はそれだけではない。最近は読書の時間が著しく減り、知識が全くインプットできていない。なお読書をする暇もないぐらい忙しいわけではない。読書をする時間は確保できるが、その時間を別の作業にまわしてしまう。また日々の作業が自宅で完結するため、通勤中・通学中に読書をする時間がなくなったことも関係する。ようするに管理人は他に選択肢がないときにしか読書をしないといえる。その割に読みたい本は山のようにある。積読は増える一方だ。何とかして読書をする時間を確保し、あらたな知識をインプットしなければならない。また読みっぱなし文献を放置したままでは、インプットした知識は身につかない。その知識を何かしらの形でアウトプットすることで、それが血となり肉となるのだ。しかし現状のままでは知識のインプット/アウトプットは進みそうにない。そこで管理人が読みっぱなしにしている/読みたい文献リストを他者にさらすことで、怠惰な自分の尻を叩くことを意図している。これが文献リストをホームページで公開する目的である。
さらに管理人が興味をもつテーマを他者に公開することで、同じ関心をもつ他者とつながることができるかもしれない。このような淡い期待を抱いて、管理人が読んだ/読みたい文献リストを公開する。
文献リスト
読みたい文献
読みっぱなしの文献
- Chambers, Robert, 1997, Whose Reality Counts: Putting the First Last, Intermediate Technology Publications (=2000『参加型開発と国際協力:変わるのはわたしたち』野田直人・白鳥清志監訳,明石書店).
- Krippendorff, Klaus, 2006, The Semantic Turn: A New Foundation for Design, Taylor & Francis CRC (=2009『意味論的転回:デザインの新しい基礎理論』小林昭世・川間哲夫・國澤好衛・小口裕史・蓮池公威・西澤弘行・氏家良樹訳,エスアイビー・アクセス=2006).
- Papanek, Victor, 1971, Design for the Real World: Human Ecology and Social Change, Pantheon Books (=1974『生きのびるためのデザイン』阿部公正訳,晶文社).
- 佐藤浩司,2004「家の中の物から見えてくるもの:『2002年ソウルスタイル』展から」野島久雄,原田悦子 編『<家の中>を認知科学する:変わる家族・モノ・学び・技術』新曜社,81-120頁。
- 日本建築学会編,2012『フィールドに出かけよう!:住まいと暮らしのフィールドワーク』風響社。
- ―――――――,2018『建築フィールドワークの系譜:先駆的研究室の方法論を探る』昭和堂。
- 柳沢究,水島あかね,池尻隆史,2019『住経験インタビューのすすめ』西山夘三記念 すまい・まちづくり文庫。
読んだ文献
- 石川栄吉,梅棹忠夫,大林太良,蒲生正男,佐々木高明,祖父江孝男 編,1987『文化人類学事典』弘文堂。
- 都築響一,2003『TOKYO STYLE』筑摩書房。
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