Short Profile

概要

宮城県で生まれ、千葉県で育つ。大学では建築学を学んでいたはずが、指導教官はなぜか(建築学者であると共に)文化人類学者だった。その人から(あまり世間に知られていない)建築人類学とフィールドワークを学ぶ。その研究室で過ごすうちにKYな性格に磨きがかかり、最近ではわざと空気を読まないこともしばしば。

修士では、建築学の知見では説明できないスラムの興味深い居住空間に惹かれ、タイ・クロントイをメインフィールドにした。宮古島の漁村集落、椎葉村の山間集落、新潟・末広地区の活性化、タイ・ラオスのエコミュージアム、タイ・アユタヤの水辺集落などのフィールドも経験した。実測道具とタイパンツ、タイ人から「中華系の南タイ人」といわれる見た目を武器に、今日もフィールドで図面を書く。

修士を修了後、就職もせずクロントイのNGO、シーカー・アジア財団でボランティアを始める。その合間に、住宅改修モデル開発・建設プロジェクトも行った。

その後投稿論文の執筆などに取り組み、2020年から筑波大学のデザイン学学位プログラムに入学する。ここでの指導教官も建築学だけでなく、地域研究やデザイン学を専門とし、これまで以上にカオスな環境で過ごすことになりそう。しかしこの環境は、スラムの家屋の建築人類学を追求する場にはぴったりだと思っている。

職歴

  • 2020年4月~現在:日本学術振興会 特別研究員
    Japan Society for the Promotion of Science Research Fellow (DC1)
  • 2018年4月~12月:シーカー・アジア財団 ボランティア
    Sikkha Asia Foundation Volunteer

学歴

  • 2020年4月~現在:筑波大学大学院 人間総合科学研究科 博士後期課程 デザイン学学位プログラム
    University of Tsukuba Graduate School of Comprehensive Human Sciences Doctor of Philosophy in Design
  • 2016年4月~2018年3月:芝浦工業大学大学院 理工学研究科 建設工学専攻 修士課程
    Shibaura Institute of Technology Engineering and Science Architecture and Civil Engineerin
  • 2012年4月~2016年3月:芝浦工業大学 工学部 建築工学科
    Shibaura Institute of Technology Engineering Architecture and Building 

委員歴

  • 2020年4月~2022年3月:日本建築学会 都市インフォーマリティから導く実践計画理論[若手奨励]特別研究委員会 委員長

所属学会

  • 2016年4月~現在:日本建築学会

受賞歴

  • 2018年:日本建築学会2018年度優秀修士論文賞
  • 2018年:トウキョウ建築コレクション2018全国修士論文展青井哲人賞
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